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ホテルバイキング

 先日とある海辺のホテルのバイキングにいってきました。バイキングと入浴セットで2000円という安さにつられて行っては見たものの、感想は「うーん」という感じでした。
 おそらく日本中のほとんどの観光地のホテルがこんな感じなのだと思いますが、一言で言うと全てのモノやコトがばらばらなのです。  

 ロビーの一部にはきれいなソファやテーブルが置いてあります。新しいので最近入れたのでしょう。その一方で古いパーテションやランプは昔のままです。壁紙は新しいのに、ロールブラインドはしみが付いたままでした。バイキングはセルフサービスなのに、宿泊客のサービスは仲居さんがびったりくっついてフルサービス状態です。露天風呂は新しいのに中の風呂はタイル張りのままでした。
 
 できるところから少しずつ変えていったのでしょうが、その結果什器や内装、サービスがばらばらです。安いバイキング自体は良いとしても、決して泊まりに来たいとは思いませんでした。ちぐはぐな感じが至る所に表れていました。
 
 星野リゾートなどコンセプトがしっかりしたホテルグループが人気ですが、古いホテルや旅館がこのような状態だと当然のことに思えます。少しずつ目に付くところだけ変えていっても、ユーザーの好みの変化に付いて行けてないのです。

 逆に言うとこうした古い体質の業界では、コンセプトさえしっかりすれば、新しい感覚の経営者であれば成長余地が大きいと感じました。保養施設を再活用した四季リゾーツなどに象徴されるように、新業態のホテルが増えてくるのではないでしょうか。

at 16:09, プロフィール, 経営とデザイン

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