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アイデア発想法

アイデア発想法〜「稼ぐデザイン力2.0」より〜

#フォーカスする  

 アイデアを出す場合、もともとのテーマが「はっきり」している場合と、そうではなく「ぼんやり」している場合があります。
 
 例えば1つのかばんの商品化プロジェクトがあるとしましょう。「世界で一番軽いかばんを作りたい。」であれば、これはテーマがはっきりしています。各部品の軽量化を1g単位で進めて、さらに軽量にするためのデザインの工夫、たとえば持ち手を思い切り細くする、などのアイデアを進めれば間違いがないでしょう。
 
 一方「世界初のかばんを作りたい。」これはぼんやりしています。世界初のかばんとは?車輪が6つ付いたかばん?それとも、そら飛ぶかばん?「世界にない」というキーワードだけではテーマは見えてきません。
  商品開発は結局この「はっきり」から「ぼんやり」の間にいつもスタート地点があるわけです。  そこで、プロジェクトの方向性が「ぼんやり」している場合は、アイデアを出すときも「ぼんやり」で良いのです。テーマがぼんやりしているのに、ハンドルがどう、車輪がどうと細かいことを考える必要はありません。
・牛の形をしたかばんは?
・食べられるかばんは?
・世界最大のかばんは?などなど、自由にぼんやりと考えればいいのです。

 いろいろ出していく中で「ぴんと来た」アイデアを、さらに深く追求してみれば、だんだんテーマが「はっきり」してきます。こういった経験を私自身も何度もしてきました。
 
 このアイデアの出し方はカメラの「フォーカス」に似ています。最初なんとなくぼんやりしていた「焦点=フォーカス」が、だんだんと被写体に合ってくる感じです。そこで焦点が合ったらパシャッと撮影するわけです。
 商品開発のテーマがはっきりしていないときは、そのまましばらく焦点を合わせる作業が必要です。あせる必要はありません。

at 11:26, プロフィール, 経営とデザイン

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