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アイデアが出ないときのアイデアの出し方

 

経営者・管理職のためのデザイン戦略入門
「稼ぐデザイン力!2.0」 より 抜粋


第6章 アイデア発想法

 

その1:
アイデアが出ないときのアイデアの出し方

 

 考えても考えてもアイデアが出ない時ってありますよね。「煮詰まってしまう」という状態です。どう考えても出てこない。同じアイデアの繰り返しになる、堂々巡りになる。こんなときはどうすればいいのでしょうか?


 答えは「考えるのをやめる」です。


 私のように、考えることを職業とすると頻繁に「煮詰まってしまう」この状態に陥ります。

 煮詰まってしまうとそれ以上は良いアイデアは浮かんできません。そこで、いったん考えるのをやめにして、ほかの仕事をするのです。

 今までの考える仕事とはまったく別の、例えば書類の整理や見積もりの作成、スケジュールの管理、またはTVを見る、雑誌を見る、お店を回るなどなど。

 そして大事なことは、その日は煮詰まった案件について放っておき、寝ることです。すると不思議なことが起こります。


 実は考えていないようで人間の頭の中では勝手に煮詰まったアイデアを考え直しているのです。それも自動的に!なんと便利ではないですか。

 考えるのに苦労していたのに、やめた途端に勝手に考えてくれるのです。そんなことは起こらないと思いますか?いいえ実際に起こるのです。これは私がずっと体験してきたことです。次の日、またはその次の日に、あれほど煮詰まっていたアイデアがすらすらと解けるようになります。


 これがどうして起こるかというと体験からいうと次のような状態になるからだと考えられます。

 アイデアが煮詰まる、ということは自分の持っている知識や経験を組み合わせてみることに限界が来た、ということです。なので、机上でいくら考えても知識と経験の量は増えないのでアイデアが出なくなるのです。


 考えるのをやめて他の事をすると、他の文字や絵が目に入ってきます。

 雑誌を見れば写真が、TVを見れば映像が。これがアイデアの刺激や元になるのです。

 普段気にしないような写真や文字や映像が、少し前に「うーん」と苦労したことに対して新しい「経験・知識」として加わるのです。これが新しいアイデアの起爆剤になります。このことを頭は自動的に行っているわけです。

 さらに寝ることで頭の中で新しい情報が整理され、次のアイデアを考える時点では情報、知識が出やすい状態になっています。これがアイデアの出やすい状態の真相です。

 

 ニュートンがリンゴの落ちるのを見て万有引力の法則を発見した、のと同じことです。リンゴが落ちるという普通はなんでもないことが、体験として加わることで新しいアイデアの起爆剤となったわけです。

◆法則1◆煮詰まったらやめて他のことを。ウィンドウショッピングをしたり雑誌を読んだりするのが効果的。そして寝ると、次の日にはアイデアが出やすい状態に


at 15:54, プロフィール, デザインのヒント

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